« 兄の殺人者 | メイン | 五番目のコード »

2011年02月24日

●三角形の第四辺


三角形の第四辺
The Fourth Side of The Triangle
エラリー・クイーン
Ellery Queen
青田勝 訳
ハヤカワ・ミステリ文庫 ク 3-24

売り出し中の作家デイン・マッケルは厳格勤勉な大実業家の父に女ができたという母の打明け話にわが耳を疑った。デインは父の浮気をやめさせるため、問題の女シーラに近づいた。ところが、デートを重ねるうちに、彼の心はシーラの魅力の虜となってしまう。そんな矢先、シーラが自宅で何者かに射殺された!
男女の愛憎のもつれが引き起こした難事件に挑んだクイーンが、苦慮熟考ののちに探りあてた意外な手がかりとは?

スキーで骨折し、病室の中でじっとしているしかできないクイーンが挑むこの事件、登場人物も少なく、タイトルの付け方が上手いなとしみじみ思いました。

穏やかな家庭だったはずなのに父親の浮気発覚から一気に事件まで突っ走る感じでストーリーは進み、シーラは何者かに射殺されます。
当然のように浮気相手であった父親のアシュトンに容疑がかかります。事件当夜のアリバイが証明できない父親に代わって息子のデインが証言者を探しだそうとしますがうまくいきません。そんな時デインの頭に浮かんだひとりの人物、それがエラリー・クイーンだったのですが・・・・・・。

章が進むごとに事件は二転三転となり、ある人物が現れ話す事柄から一気にラストまで引っ張っていきます。
最後、父親であるクイーン警視の活躍?もみられて、なかなか楽しめる作品でした。

あまり本格モノは読まない方なんですが、たまに読むといいですね。

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)