●夜の終り

夜の終り
The End of the Night
ジョン・D・マクドナルド
John.D.MacDonald
吉田誠一 訳
創元社推理文庫
刑務所では群狼殺人事件の犯人、男三人と女一人の死刑が執行された。弁護士の覚え書き、犯人の獄中記などによって、彼らの恐るべき犯行の全貌が徐々に浮かび上がってくる。強盗、誘拐、暴行、殺人の狂宴!いっさいの道徳倫理はもちろん、行為の必然性すら失って、その場の衝動にかられて兇悪な犯行を重ねる四人の若きサディストのグロテスクな生態!ノン・フィクション・スタイルの迫力で1960年度のベストワンと絶賛された犯罪小説。ロス・マクドナルドと並ぶ人気作家、ジョン・D・マクドナルドの初紹介。
●渇き
●悪魔はすぐそこに
●トラィアル&エラー
●死神の戯れ
●ベスト・アメリカン・ミステリ ジュークボックス・キング

ベスト・アメリカン・ミステリ ジュークボックス・キング
The Best American Mystery Stories 2003
マイクル・コナリー&オットー・ペンズラー
Michael Connelly & Otto Penzler
古沢嘉通他訳
ハヤカワ・ポケット・ミステリ
まえがき オットー・ペンズラー 序文 マイクル・コナリー ジュークボックス・キング ダグ・アリン 百科事典 クリストファー・チャンバース 掏摸日記 クリストファー・クック 君去りしのち ジョン・ペイトン・クック 人質 ジェイムズ・クラムリー 嘘をつけば、死 オニール・デ・ノー 宝石商 ピート・デクスター 悪党ー意味不明作用と自我の(脱)構築 タイラー・ディルツ 戦争と死は背中合わせ マイク・ドゥーガン リチャードの末裔 ブレンダン・デュポイズ 新しいメイド エルモア・レナード 懺悔 ロバート・マッキー ラベンダー ウォルター・モズリイ 頭蓋骨 ジョイス・キャロル・オーツ 哀願する死者の眼 ジョージ・P・ペレケーノス とどめの一撃 スコット・フィリップス うろたえる女優の事件 ダニエル・スタシャワー ホーム・スイート・ホーム ハンナ・ティンティ 野焼き スコット・ウォルヴン 秋の記憶 モニカ・ウッド
●五番目のコード

五番目のコード
The Fifth Code
D・M・ディヴァイン
D.M.Devine
野中千恵子 訳
創元推理文庫
八人がわたしの手にかかって死ぬだろうーーースコットランドの地方都市ケンバラで、女性教師が何者かに襲われた。この件を皮切りに連続殺人の恐怖が町を覆う。現場に残された、八つの取っ手(コード)がついた棺の絵のカードは何を意味するのか?
弱者ばかりを標的にしたこの一連の事件を取材する新聞記者ビールドは、複数の犠牲者と関わりを持っていたため警察に疑われながらも、自身の人生とキャリアを立て直すために事件を追う。謎の絞殺魔の恐るべき真意とは。読者を驚きの真相へと導く巧者ディヴァインによる傑作。
●三角形の第四辺
●兄の殺人者
●修道女フィデルマの叡智

修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集
The Poisoned Chalice and Other Stories From Hemlock at Vespers
ピーター・トレメイン
Peter Tremayne
甲斐萬里江 訳
創元推理文庫
法廷弁護士にして裁判官の資格を持つ美貌の修道女フィデルマが、もつれた事件の謎を痛快に解き明かす傑作短編集。巡礼として訪れたローマの教会で聖餐杯のワインを飲んだ若者が急死、偶然居合わせたフィデルマが犯人を突き止める『聖餐式の毒杯』ほか、宿屋の幽霊騒動に巻きこまれる『旅籠の幽霊』、大王位継承をめぐる事件に挑む『大王の剣』など、バラエティ豊かな5編を収録。
●ボストン・シャドウ
●ギャルトン事件

ギャルトン事件
The Galton Case
ロス・マクドナルド
Ross Macdonald
中田耕治 訳
ハヤカワ・ポケット・ミステリ 603
私立探偵、リュウ・アーチャーは、ギャルトン家の弁護士、ゴードン・セイブルに呼び出された。カリフォーニアの古風な住宅街アロヨ・パークにあるギャルトン家は、古い歴史を持つ上流階級だった。未亡人のマリア・ギャルトンは老衰から長い病床生活を送っていた。事件の調査というのは、二十年前にまだ22才の若さで家出し、そのまま行方不明になっている一人息子アンサニイ・ギャルトンを探し出すことだった。アンサニイの家出の原因は、彼が家柄におよそ不釣合な女と結婚したのを母親が許さなかったからだ。しかし、それも明日を知れぬ今の身となれば、怒りも憎しみも水に流し、一目会いたかったのだ。一方、アーチャーにとっては、まるで雲をつかむような話だった。現在のおよその居場所はもちろん生命の安否さえわからないとあっては・・・・・。が、腐敗した特権階級に反撥し貧困にあえぐ人々の生活に自ら進んで身を沈めて言ったアンサニイに、なぜかアーチャーは共感を覚えていた・・・・・。
人間悲劇の底にリュウ・アーチャーがついに見出した愛と希望!
正統ハードボイルドの第一人者、ロス・マクドナルドが、生きることの希望と不安を描く感動の傑作!
●ベスト・アメリカン・ミステリ ハーレム・ノクターン

ベスト・アメリカン・ミステリ ハーレム・ノクターン
The Best American Mystery Stories 2002
ジェイムズ・エルロイ&オットー・ペンズラー
James Ellroy&Otto Penzler
木村二郎・他訳
ハヤカワ・ポケット・ミステリ
まえがき オットー・ペンズラー 序文 ジェイムズ・エルロイ ベフカルに雨は降りつづける ジョン・ビゲネット 二塁打 マイクル・コナリー 八百長試合 トマス・H・クック 数学者の災難 ショーン・ドリットル 男は妻と二匹の犬を殺した マイクル・ダウンズ ファりミー・ゲーム ブレンダン・デュポイズ 青い鏡 デイヴィット・エドガーリー・ゲイツ デトロイトから来た殺し屋 ジョー・ゴアス 幻のチャンピオン ジェイムズ・グレイディ コバルト・ブルース クラーク・ハワード うまくいかない時もある スチュアート・M・カミンスキー ラバ泥棒 ジョー・R・ランズデール 捕まっていない狂人 マイケル・マローン 数を数える癖 フレッド・メルトン あたしのこと、わかっていない アネット・マイヤーズ ハイスクール・スウィートハート ジョイス・キャロル・オーツ ハーレム・ノクターン ロバート・B・パーカー 夜の息抜き F・X・トゥール 蝶を殺した男 ダニエル・ウォーターマン 北の銅鉱 スコット・ウォルヴン
●ドラマ・シティ
●そして赤ん坊が落ちる
●眼を開く

眼を開く
<私立探偵アルバート・サムスンシリーズ>
EYE OPENER
マイクル・Z・リューイン
Michael.Z.Lewin
ハヤカワ・ポケット・ミステリ1792
心やさしき私立探偵サムスン、営業再開! とうとう私立探偵免許が戻ってきた。長く辛かった失意の時代とはおさらばだ。また私立探偵アルバート・サムスンとしての日々が始まるーーー営業再開にあたって、家族や友人たちも祝福してくれた。ただひとり、幼なじみの親友ミラー警部をのぞいて。確かに免許を失ったいきさつから彼とは疎遠になっていたのだが・・・・・やがて復帰後初の大仕事が舞い込んだ。依頼は大手の弁護士事務所から。だがその仕事とは、ミラーの身辺調査だった! 彼の身にいったい何が起きているんだ? 心やさしき私立探偵アルバート・サムスン復活。待望のシリーズ最新作!
●世界名探偵倶楽部
●酔いどれ探偵街を行く
●007/カジノ・ロワイヤル 【新版】
●天国の囚人
![]()
天国の囚人
Heaven's Prisoners
ジェームズ・リー・バーグ
James Lee Burke
角川文庫
メキシコ湾の夜明けは稲妻に震える。
デイヴ・ロビショーは驚くべき前歴をもつ元警官だが、今は貸しボート屋を開き二人めの妻アニーと静かに暮らしている。ある朝、黒煙をあげた飛行機が海に墜落した。4体の死体が漂う機内から、ロビショーは生き残った少女を救い出した。
翌日の早朝、出入国管理局の役人が少女を探してロビショーを訪ねてきた。役人は死体は3つで、飛行機はエル・サルヴァドルから不法入国だという。政府はなぜ死体を隠すのか?忍び寄る何者かが、嗅ぎまわるのはやめろとロビショーを脅かす。
が、ロビショーはやめることができない。彼のなかの悪魔が目覚めたのだ。
名作「ネオン・レイン」に続く待望のシリーズ第2作。
●ロング・グッドバイ

ロング・グッドバイ
The Long Goodbye
レイモンド・チャンドラー
Raymond Chandler
村上春樹訳
早川書房
テリー・レノックスとの最初の出会いは、〈ダンサーズ〉のテラスの外だった。ロールズロイス・シルバー・レイスの車中で、彼は酔いつぶれていた……。
私立探偵フィリップ・マーロウは、億万長者の娘シルヴィアの夫テリー・レノックスと知り合う。あり余る富に囲まれていながら、男はどこか暗い蔭を宿していた。何度か会って杯を重ねるうち、互いに友情を覚えはじめた二人。しかし、やがてレノックスは妻殺しの容疑をかけられ自殺を遂げてしまう。が、その裏には哀しくも奥深い真相が隠されていた…大都会の孤独と死、愛と友情を謳いあげた永遠の名作が、村上春樹の翻訳により鮮やかに甦る。
アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀長篇賞受賞作。
●血の流れるままに
●運命
![]()
運命
The Doomstars
ロス・マクドナルド
Ross MacDonald
中田 耕治 訳
Hayakawa pocket mystery books
夜明けもまだ程遠い時刻にアーチャーを訊ねてきた、おそろしく身体の大きな青年はひどく脅えていた。カールと名乗ったその男は、閉じ込められていた病院から脱走してきたと言う。彼は兄の手で不当に監禁されていたのだと訴え、最近死亡した上院議員だった父の本当の死因を調べてほしいと依頼する。
カールをなだめ、病院へ戻った上で調査を引き受けると約束したアーチャーだが、病院に着いたとたん、カールに襲われて車と拳銃を奪われてしまった。危険な状態にあるカールを単身追うアーチャーはやがて名家にまつわる悲劇の渦中に!
●トライ・ザ・ガール (チャンドラー短篇全集 2)

トライ・ザ・ガール (チャンドラー短篇全集 2)
Try the Girl and Other stories
レイモンド・チャンドラー
Raymond Chandler
木村 二郎 他訳
ハヤカワ・ミステリ文庫
すべて当代一流の翻訳者による新訳で、チャンドラーの全中短篇を発表年代順に収録する画期的全集の第2巻。本書には1936年から37年にかけて発表された7篇を収録する。『さらば愛しき人よ』の原型となった表題作と「犬が好きだった男」、『大いなる眠り』に組み入れられた「カーテン」長篇版と比較するもの一興だろう。また、後に主人公がフィリップ・マーロウに変更された「金魚」も見逃せない。
巻末エッセイ/馬場康夫
●殺しのグレイテスト・ヒッツ―アメリカ探偵作家クラブ賞受賞

殺しのグレイテスト・ヒッツ―アメリカ探偵作家クラブ賞受賞
Greatest Hits
ロバート・J・ランディージ編
Robert J.Randisi
田口 俊樹 他訳
ハヤカワ・ミステリ文庫
ローレンス・ブロック『ケラーのカルマ』
ジェイムズ・W・ホール『隠れた条件』
マックス・アラン・コリンズ『クォリーの運』
エド・ゴーマン『怒りの帰郷』
バーバラ・セラネラ『ミスディレクション』
ジョン・ハーヴェイ『スノウ・スノウ・スノウ』
ロバート・J・ランディージ『おれの魂に』
ジェフ・アボット『カルマはドグマを撃つ』
リー・チャイルド『最高に秀逸な計略』
クリスティーン・マシューズ『ドクター・サリヴァンの図書室』
ケヴィン・ウィグノール『回顧展』
マーカス・ペレグリマス『仕事に適った道具』
ジェニー・サイラー『売出中』
ポール・ギーヨ『契約完了』
ジェフリー・ディーヴァー『章と節』
●キラー・イン・ザ・レイン ( チャンドラー短篇全集 1)

キラー・イン・ザ・レイン (チャンドラー短篇全集 1)
Killer in the Rain and Other Stories
レイモンド・チャンドラー
Raymond Chandler
小鷹 信光 他訳
ハヤカワ・ミステリ文庫
『ロング・グットバイ』の新訳刊行を機に、再評価の気運が高まるレイモンド・チャンドラー。その全中短篇を、当代一流の翻訳者による新訳でお届けするのが『チャンドラー短篇全集』(全4巻)だ。
第1巻には、1933年の記念すべきデビュー作『ゆすり屋は撃たない』、『大いなる眠り』の原型となった表題作をはじめ、『スマートアレック・キル』『フィンガーマン』『ネヴァダ・ガス』『スペインの血』の6篇を収録。
巻末エッセイ/原 尞
●最終楽章
●ジョン・ディクスン・カーを読んだ男

ジョン・ディクスン・カーを読んだ男
The Man Who Read Johm Dickson Carr
ウィリアム・ブリテン
William Brittain
論創海外ミステリ
巨匠J.D.カーに憧れ、自ら密室殺人を企てる青年。
クィーン顔負けの論理で謎を解く老人。
身に覚えのない手紙を受け取ったアメリカ在住のワトソン。
ユーモラスな結末の表題をはじめ、『エラリー・クィーンを読んだ男』、『コナン・ドイルを読んだ男』等、ミステリへの深い愛情とあざやかな謎解き、付録として、チャールズ・ディケンズの愛読者が探偵として事件に挑む『うそつき』等三編を収録。EQMMの常連作家ブリテンによる、珠玉のパロディ群をご堪能あれ。
●鋼鉄都市
●ブラウン神父の知恵
●無頼の掟
●見知らぬ者の墓
●老女の深情け
老女の深情け
Eight Murders in The Suburbs
ロイ・ヴィカーズ
Roy Vickers
ハヤカワ・ポケット・ミステリ
○猫と老嬢
○ある男とその姑
○そんなつまらぬこと
○感傷的な周旋屋
○老女の深情け
○いつも嘲笑う男の事件
○夜の完全殺人
○髪の毛シャツ
迷宮課事件簿公開!迷宮課が不屈の忍耐と勇気で解決した8つの難事件を収録する、迷宮課シリーズ第二弾!
●レストレード警部と三人のホームズ
●殺人者の顔

殺人者の顔
Mordare Utan Ansikte
ヘニング・マンケル
Henning Mankell
創元推理文庫
雪の予感がする1月8日の早朝、小さな村から異変を告げる急報がもたらされた。駆けつけた刑事たちを待っていたものは、凄惨な光景だった。被害者のうち、無残な傷を負って男は死亡、虫の息だった女も「外国の」と言い残して息を引き取る。
片隅で静かに暮らしてた老夫婦を、誰がかくも残虐に殺害したのか。
ヴァランダー刑事を始め、人間味豊かなイースタ署の面々が必死の捜査を展開する。曙光が見えるのは果たしていつ・・・・・・?
マルティン・ベック・シリーズの開始から四半世紀-スウェーデン警察小説に新たな歴史を刻む名シリーズの幕が上がる!
●完全脱獄
●聞いてないとは言わせない
●チャイナタウン特捜隊
●ベスト・アメリカン・ミステリ クラック・コカイン・ダイエット

ベスト・アメリカン・ミステリ
クラック・コカイン・ダイエット
The Best American mystery Stories 2006
スコット・トゥロー&オットー・ペンズラー編
Scott Turow & Otto Penzler
〔ハヤカワ・ミステリ1807〕
あの女を殺すっていうのはどうかしら・・・・バーで知り合った美女ジェシカに「今夜はどうしようか?」とたずねたら、いきなりこんな答が返ってきた。最初は冗談と受け流したウィルだったが、標的になった冴えない女スーザンが誘いに乗って同席してきたことで、事態は歯止めが利かなくなる。スーザンのアパートまでやってきてしまった彼らを待つ驚愕の顛末とは・・・・・
巨匠エド・マクベイン最後の短篇『即興』をはじめ、今回も新人から文豪まで多士済々、賑やかな顔ぶれが勢揃い。ベストセラー作家とミステリ界の重鎮がコンビで贈る傑作アンソロジー
●怪盗ニック登場
●貧者の晩餐会

貧者の晩餐会
Beggars Banquest
イアン・ランキン
IAN RANKIN
ハヤカワポケットミステリ
序文
一人遊び -リーバス警部の物語-
誰かがエディーに会いにきた
深い穴
自然淘汰
音楽との対決 -リーバス警部の物語-
会計の原則
唯一ほんもののコメディアン
動いているハーバート
グリマー
恋と賭博
不快なビデオ
聴取者参加番組 -リーバス警部の物語-
キャッスル・デンジャラス -リーバス警部の物語-
広い視点
新しい快楽
イン・ザ・フレイム -リーバス警部の物語-
自白
吊るされた男
機会の窓辺 -リーバス警部の物語-
大蛇の背中
サンタクロースなんていない -リーバス警部の物語-
●9ミリの挽歌
●黒後家蜘蛛の会 3
●黒後家蜘蛛の会 2
●黒後家蜘蛛の会 1
●死人の鏡

死人の鏡 Muder in the Mews
アガサ・クリスティ Agatha Christie
ハヤカワミステリ文庫
シェヴニックス=ゴア準男爵から謀略事件の調査を頼まれたポアロは、準男爵の住むハムバラ荘へ向かった。が、そこで待っていたのは、依頼人の死。ドアも窓もかたく閉ざされた書斎で、頭を撃ちぬかれて死んでいたのだ。どうみても自殺だったが、動機がわからない。
手紙で知らせてきた謀略とは何か?
事件の手掛かりは意外なところにあった。書斎の壁の割れた鏡こそ事件を解く鍵だったのだ!
上記密室殺人を扱った表題作をはじめ、ホームズ以来の名探偵エルキュール・ポアロの事件簿四篇を収める。いずれも中篇ならではの魅力が横溢する傑作集。
●無名戦士の神話

無名戦士の神話 The Unknown Soldier
マイケル・バー=ゾウハー Michael Bar-Zohar
ハヤカワ文庫
ヴェトナム戦争の戦死者で、いまだ身元が確定できない一人の兵士。その彼が無名戦士に認定され、ヴェトナム戦争の戦没者の象徴として、アーリントン国立墓地に祀られることになった。
そんな折り当の遺体を調査中だった国防総省の高官メレディスは、奇怪な事実に愕然としていた。遺体に残された弾丸と手榴弾の破片が、米軍のものだと判明したのだ。
彼は味方に殺されたのか?だとすれば、その理由は?
メレディスは独自に調査を進める。だが、手がかりとなる人物に黒い圧力がかかっていた…。
情感豊かに絶妙のプロットで描く名手屈指の傑作。
●殺意の団欒
●ラスト・コヨーテ(上・下)


ラスト・コヨーテ(上・下)
The Last Coyote
マイクル・コナリー
Michael Connelly
扶桑社文庫
上巻より:
ロサンジェルスを襲った大地震は、ボッシュの生活にも多大な影響を与えた。住んでいた家は半壊し、恋人のシルヴィア・ムーアとも自然に別れてしまう。
そんななか、ある事件の重要参考人の扱いをめぐるトラブルから、上司のパウンズ警部補につかみかかってしまったボッシュは強制休職処分を受ける。
復職の条件である精神分析医とのカウンセリングを続ける彼は、ずっと心の片隅に残っていた自分の母親マージョリー・ロウ殺害事件の謎に取り組むことに。
『ブラック・ハート』に続く傑作ハードボイルド・シリーズ最新作。
●裏切りの朝

裏切りの朝 Come Morning
ジョー・ゴアズ Joe Gores
角川文庫
8年ぶりに踏む娑姿の土。だがラニアンの自由への甘い期待は瞬時に崩れ去った。出所したその日から、得体の知れない人間どもがつきまといはじめたのだ。
記者を自称する女、保険会社の調査員、“組織”の男、そしてひたすら彼を亡き者にしようと狙う謎の男。
ラニアンは知っていた。彼らの狙いはダイヤ、200万ドルのダイヤなのだ。
8年前、逮捕の直前に彼がひそかに隠した“宝”である。隠し場所は彼一人しか知らない。だがそれを突きとめられた時、彼の命運も尽きる。
ラニアンはタフな身体と頭脳を駆使して、闘いに乗り出す。
MWA長編賞候補の力作。
●闇に消える
●ハード・トレード
●二遊間の恋―大リーグ・ドレフュス事件
●あなたに不利な証拠として
●ホックと13人の仲間たち

ホックと13人の仲間たち HOCH'S DOZEN
エドワード・D・ホック Edward.D.Hoch
ハヤカワポケットミステリ
収録作品:
シルヴァー湖の怪獣 《怪盗ニック・ヴェルヴェット》
ストーリーヴィルのリッパー 《西部探偵ベン・スノウ》
ロリポップ警官 《ポール・タワー》
技能ゲイム 《デイヴィット・ヌーン神父》
有蓋橋事件 《サム・ホーソーン博士》
死者の村 《オカルト探偵サイモン・アーク》
第三の使者 《インターポル》
コムピューター警官 《コムピューター警官》
ランド危機一髪 《ダブルCマン/ジェフリー・ランド》
火のないところに 《私立探偵アル・ダーラン》
百万ドル宝石泥棒 《詐欺師ユリシーズ・S・バード》
危険な座 《秘密諜報員ハリー・ポンダー》
孔雀天使教団 《レオポルド警部》
●スパイの妻

スパイの妻 The Spy's Wife
レジナルド・ヒル Reginald Hill
ハヤカワポケットミステリ
霧が立ち込める9月の朝。モーリー・キートリーが朝食の片づけをしていると、出勤したはずの夫のサムが戻ってきた。
手にはスーツケースを持ち、「連絡する、愛しているよ」とだけ言い残して車で立ち去った。
それから30分後、突然二人の男が現れてモーリーにこう告げる。
「ご主人は東側のスパイなのです」
一向に行方がわからず、またサムからの連絡もないモーリーの身辺をイギリス情報部の人間が監視している、そしてそれ以外にもモーリーをみつめている人影があった。
通常のスパイ小説の結末となる部分から物語を始めて行くアイディアを、鋭い人間観察の眼で肉付けしていく。レジナルド・ヒルならではの異色スパイ小説。




















