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2011年05月25日

●夜の終り


夜の終り
The End of the Night
ジョン・D・マクドナルド
John.D.MacDonald
吉田誠一 訳
創元社推理文庫

刑務所では群狼殺人事件の犯人、男三人と女一人の死刑が執行された。弁護士の覚え書き、犯人の獄中記などによって、彼らの恐るべき犯行の全貌が徐々に浮かび上がってくる。強盗、誘拐、暴行、殺人の狂宴!いっさいの道徳倫理はもちろん、行為の必然性すら失って、その場の衝動にかられて兇悪な犯行を重ねる四人の若きサディストのグロテスクな生態!ノン・フィクション・スタイルの迫力で1960年度のベストワンと絶賛された犯罪小説。ロス・マクドナルドと並ぶ人気作家、ジョン・D・マクドナルドの初紹介。
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2011年02月15日

●ギャルトン事件


ギャルトン事件
The Galton Case
ロス・マクドナルド
Ross Macdonald
中田耕治 訳
ハヤカワ・ポケット・ミステリ 603

私立探偵、リュウ・アーチャーは、ギャルトン家の弁護士、ゴードン・セイブルに呼び出された。カリフォーニアの古風な住宅街アロヨ・パークにあるギャルトン家は、古い歴史を持つ上流階級だった。未亡人のマリア・ギャルトンは老衰から長い病床生活を送っていた。事件の調査というのは、二十年前にまだ22才の若さで家出し、そのまま行方不明になっている一人息子アンサニイ・ギャルトンを探し出すことだった。アンサニイの家出の原因は、彼が家柄におよそ不釣合な女と結婚したのを母親が許さなかったからだ。しかし、それも明日を知れぬ今の身となれば、怒りも憎しみも水に流し、一目会いたかったのだ。一方、アーチャーにとっては、まるで雲をつかむような話だった。現在のおよその居場所はもちろん生命の安否さえわからないとあっては・・・・・。が、腐敗した特権階級に反撥し貧困にあえぐ人々の生活に自ら進んで身を沈めて言ったアンサニイに、なぜかアーチャーは共感を覚えていた・・・・・。
人間悲劇の底にリュウ・アーチャーがついに見出した愛と希望!
正統ハードボイルドの第一人者、ロス・マクドナルドが、生きることの希望と不安を描く感動の傑作!
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2008年10月23日

●運命

運命
The Doomstars
ロス・マクドナルド
Ross MacDonald
中田 耕治 訳
Hayakawa pocket mystery books

夜明けもまだ程遠い時刻にアーチャーを訊ねてきた、おそろしく身体の大きな青年はひどく脅えていた。カールと名乗ったその男は、閉じ込められていた病院から脱走してきたと言う。彼は兄の手で不当に監禁されていたのだと訴え、最近死亡した上院議員だった父の本当の死因を調べてほしいと依頼する。
カールをなだめ、病院へ戻った上で調査を引き受けると約束したアーチャーだが、病院に着いたとたん、カールに襲われて車と拳銃を奪われてしまった。危険な状態にあるカールを単身追うアーチャーはやがて名家にまつわる悲劇の渦中に!

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2008年09月01日

●見知らぬ者の墓

見知らぬ者の墓
A Stranger in My Grave
マーガレット・ミラー
Margaret Millar
創元推理文庫

墓碑は弾劾の突端に立っていた。銘版には、なぜか自分の名前が刻まれている。没年月日は四年も前----。
不思議な夢だった。あまりに生々しい感触に不安を覚えたデイジーは、偶然知り合った私立探偵ピニャータの助けを借りて、この“失われた一日”を再現してみることにしたが・・・・・。
アメリカ女流随一の鬼才が繊細かつ精緻な心理描写を駆使して描きあげた傑作長編の登場。

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2008年07月09日

●殺人者の顔

殺人者の顔
Mordare Utan Ansikte
ヘニング・マンケル
Henning Mankell
創元推理文庫

雪の予感がする1月8日の早朝、小さな村から異変を告げる急報がもたらされた。駆けつけた刑事たちを待っていたものは、凄惨な光景だった。被害者のうち、無残な傷を負って男は死亡、虫の息だった女も「外国の」と言い残して息を引き取る。
片隅で静かに暮らしてた老夫婦を、誰がかくも残虐に殺害したのか。
ヴァランダー刑事を始め、人間味豊かなイースタ署の面々が必死の捜査を展開する。曙光が見えるのは果たしていつ・・・・・・?
マルティン・ベック・シリーズの開始から四半世紀-スウェーデン警察小説に新たな歴史を刻む名シリーズの幕が上がる!

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2008年04月26日

●チャイナタウン特捜隊

チャイナタウン特捜隊
Another part of the City
エド・マクベイン
Ed McBain
サンケイ文庫

クリスマス間近のニューヨーク・チャイナタウンに4発の銃声が響き渡った。イタリア・レストランの店主ダヌンツィオが殺されたのだ。
鍵を握るのは女浮浪者のサディ。
同じ頃、大財団の御曹子ロバート・サージャント・キッドが印象派絵画のコレクションを売りに出した。3630万ドルを手にしたキッド家の総帥が企てるクリスマスの大取引。それに群がる商品取引仲介者たち。
五分署刑事たちの捜査は茶色のベンツ、アラブ過激派、上院議員T・ベイリーにまで及んだが・・・・・。

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